2006年07月11日 アカイ自動車へLC20のお見舞い
リリーも一緒に千葉市のアカイ自動車に修理をお願いしてあるLC20を見に行ってきました
リリーファミリーは茂原に予約してある犬も宿泊できるすいらんリゾートホテルに1泊します
首都高の事故渋滞と自然渋滞で3時間もかかりましたが無事到着
手前のフロンテ360(コークボトル)は点検に持ち込まれているお客様のものだそうです
LC20はシリンダーヘッドが開けられていました
ピストン3本と、シリンダーヘッドとシリンダー、右がウオーターポンプ
石井さんの話では「ピストンリングも含めどの部品にも大きなダメージは無い」そうです
左側が軽く磨いたピストン
右側のピストンの傷も想定内の良い程度だそうです
ピストンリングは全部良好だそうですが、ベアリング・ピストンピンと共に交換してくれるそうです
またピストンの上にはカーボンが堆積していたそうです
取り外したベアリング・ピストンピンとヘッドガスケット
リリーのドックフードを小分けするための計りを持っていたのでピストンの重さを量ってみました
ピストンだけで100g
ピストンにピストンリングを取り付けた状態で106g
シリンダーブロックの内部
良い状態だそうです

左側の穴が排気、右側の小さな穴が送気だそうです

ちなみに駆けつけてくれた会長さんの説明によると
排気ポートの穴の高さが
年式・型 馬力 高さ キャブレター
71-73年 LC10Wセダン・クーペ 37馬力 35.0mm VM22 3キャブ
34馬力 38.5mm VM18 3キャブ
31馬力 38.5mm ソレックス 1キャブ
73-74年 LC20・クーペ 37馬力 36.5mm VM22 3キャブ
34馬力 39.0mm ソレックス 1キャブ
74-76年 LC20・クーペ 35馬力 38.0mm VM22 3キャブ
32馬力 41.0mm ソレックス 1キャブ

LC20はより低速で馬力が出る設定になっているそうです
それより、冷却水ホース関係がいつ破裂してもおかしくない状態ということで
すでに交換してくれていました

手前の細いホースが運転席側のピラーの中を通っているもの
直線ではないので2人がかりで交換したそうです
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