2007年03月14日 セブ島で中古車の購入検討
なんとなく、車が欲しいなと思いLilyつながりの方にお願いして中古車工場を見に行きました
ここ、セブ島では車は中古車といえども高級品。庶民にはなかなか買えません。
なんたて庶民の最低賃金は1日P270(675円)の世界なのです。
1ヶ月働いてP6750(約16875円)なのですから車が買える人は限られています
さらに、右ハンドルの車では許可が下りないので中古車はすべて工場で左ハンドルへの付け替えが行われています
話には聞いていましたが、これが切断されてコンテナで部品として運ばれてきた日産マーチ
完成品の車は100%の関税がかけられるそうで、こうやって解体されてからコンテナで運ばれてくるそうです
ちょっと斜め後ろから撮影
これが、右ハンドルから左ハンドルに付け替えが終わった車両
これから内装が始まります
衝撃写真
左側についていた空調関係の部品はちゃんと右側に移動されています
これが、ハンドルの取り付け部分
バーが真ん中で切断されています

掲示板で修行人さんによる解説
@が車体の左右につながっている鉄骨(リーンホースメント)です。この鉄骨は、
補機類を固定するだけでなく、車体を補強する上での重要なツッパリ棒の役目をしています。
左側は、操舵装置を吊り下げ力を受ける為に撤去されずに残っていますが、右側は???あれ??

Aのあたりに、鉄骨があるはずなのですが・・・・・汗
その代わりに、C怪しい溶接された鉄板・・・・多分、左側の鉄骨の支えになっているようですね・・・・・
(車体の強度なんてどうでもいいから、操舵装置がつけばいいやって感じですね・・・・)
空調装置がある右側は、鉄骨がないおかげで、固定するものがなく、鉄板で強引に止めてあるだけですね・・・・・
それと、気になるのが、
Bのシート、本来マーチあたりだとこんなに気が利いた、断熱材は入っていないので、猛暑対策?と思いきや・・・
原動機と車室内の隔壁(バルクヘッド)が加工や撤去でズタボロなので、ぼろ隠しで張り貼り付けてあるんでしょうね??

いや〜・・・・予想をはるかに超える荒っぽさですね・・・・・まさか、ここまで荒っぽいとは・・・・・・・

>frontelc20さん
現地でお車をお求めになるときは、高くても中国やアジア経由のオリジナルが
左ハンドルの日本車や外国車をお求めになった方が賢明かもしれませんね・・・・

今度は、カット車両のドッキングを観て見たいですね・・・・(リクエスト)

ハンドルの取り付け部分のクローズアップ
これが日産マーチの完成車
この車はカットせずに日本から運んできたそうです。
「役人に賄賂を渡せば大丈夫」だそうです。

値段は約20万ペソ(約50万円)
走行距離10万キロオーバー、年式も10年落ち
日本なら5万円でも買う人はいないでしょう。
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